From 佐藤睦朗(語る会)

保苅君が亡くなったという連絡が入った数日間は呆然として仕事に全く集中できない状態でした。貴方と同じようにお酒がほとんど飲めない私が、アルコールを飲まないと眠ることができない日々が続きました。ですが「一分、一秒でも大切に」という貴方の最後のメッセージを読んで、貴方の分まで頑張らなくては、と思い直しました。今回の語る会では、微力ながら会場の整備に全力を尽くします。

保苅君が一時帰国した際に、国立で昼間から大騒ぎをしたことを今でもよく覚えています。残念ながら私が直接保苅君とお話ができたのは、それが最後となってしまいました。まだまだ多くのことを語り合いたかったのですが。オーストラリアのこと、スウェーデンのこと、研究のこと歴史学のこと等々。残念ですが、それはかなわぬ夢となってしまいました。

でも、貴方の本が出版されることから、そこから貴方と対話をすることができるような気がします。本当にすばらしい業績をあげましたね。何度も拝読して勉強します。

本当におつかれさまでした。今は安らかにお休みになってください。わたしたちは決して貴方のことを忘れません。病気と闘いながらも、常に前に向かって走り続けた貴方は本当に立派です。学部・院生時代となぜか私は保苅君より一学年年上ということで先輩なるものでしたが、人生においては間違いなく貴方のほうが先輩です。

(一橋大学、大学院時代藤田ゼミ)

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